FAMLog


FileMaker Go 11の販売終了が間近に

September 02, 2013

FileMaker Go 11は2013年9月30日までApp Storeにて販売される予定となっており、販売終了まで残り1ヶ月を切りました。

FileMaker Go 11(旧名称:FileMaker Go 1.2)の価格は、iPad版が3,450円、iPhone版が1,700円となっていますが、販売終了後は新しく増やしたiOS端末のためにFileMaker Go 11を購入できなくなるので要注意です。

FileMaker Go 11は、ファイルの拡張子が「.fp7」であるFileMakerデータベースファイルしか開くことができず、FileMaker Pro 12で作成されたデータベースファイルと互換性がありません。FileMaker Go 12については引き続きApp Storeから無料でダウンロードできるので、今後はバージョン12へのバージョンアップを検討しなければならないケースも出てくることでしょう。

[関連]FileMaker Go 11の販売終了予定日(FAMLog)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2013-08-29-1 OS X: Java Web plug-in blocked

August 30, 2013

OS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されています。この定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaプラグインを使用できない制限がかかるようになります。

具体的には、Java 6の場合にはJava 6 Update 45およびそれ以前のバージョン、Java 7の場合にはJava 7 Update 21およびそれ以前のバージョンのJavaプラグインを使用できなくなります。

セキュリティ上の理由によりJavaのバージョンは最新版に更新することが推奨されており、OS X LionやOS X Mountain Lionを使用している場合にはJava 7 Update 25やJava for OS X 2013-004を、Mac OS X Snow Leopardを使用している場合にはJava for Mac OS X 10.6 Update 16を適用する必要がある状況になっています(2013年8月30日現在)。

[関連]OS Xで使用が制限されているJavaプラグインのバージョンを調べる方法(FAMLog)

Tag: Security

FileMaker as a Relational Database

August 29, 2013

FileMaker Pro 12のリレーショナルデータベース機能を重点的に解説した電子書籍「FileMaker as a Relational Database」を新居雅行氏が出版しています。

この電子書籍は、書籍「新 リレーションで極めるFileMaker」の改訂版で、最新版のFileMaker Pro 12に対応した内容となっています。出版元が代わり、筆者らによる自費出版となったため、書籍名が変更になっています。

価格は税別1,500円で、INTER-Mediatorで構築されたデジタル書籍販売サイトを通じて、PayPalを利用して購入可能です。購入すると、利用者名とメールアドレスが埋め込まれた、PDFとEPUBフォーマットのファイルを両方とも入手できます。

価格:1,575円(税込)
著者:新居 雅行、新妻 利恵
出版形態:自費出版(msyk book serviceで販売)
ファイル形式:PDF、EPUB(DRMなし、利用者名とメールアドレスが埋め込まれた形での提供)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12の新機能:カスタムWeb公開ログ

August 28, 2013

FileMaker Server 12では、カスタムWeb公開機能に関するログファイルであるwpe.logファイルが生成されるようになっています。

wpe.logファイルには、アプリケーションエラー、使用状況エラーおよびシステムエラーを含む、あらゆるWeb公開エンジンに関するエラーの記録が含まれます。なお、Admin Consoldeで[カスタム Web 公開用のログを有効にする]オプションを無効にすると、wpe.logファイルにはログが記録されません。

FileMaker Server 12のカスタムWeb公開では、以前のバージョンで使用されていたwpc_access_log.txtとpe_application_log.txtファイルは、wpe.logファイルに置き換えられています。バージョン12では、wpc_access_log.txtとpe_application_log.txtファイルはインスタントWeb公開向けのログファイルとなっています。

なお、wpe.logファイルは下記の場所に保存されます。

(Mac)
/Library/FileMaker Server/Logs/wpe.log

(Windows)
<ドライブ>:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥Logs¥wpe.log

Tag: FileMaker

PHP 5.4.19とPHP 5.5.3が公開

August 27, 2013

PHP 5.4.19とPHP 5.5.3が公開されています。

PHP 5.4.19とPHP 5.5.3では、OpenSSL拡張モジュールのセキュリティ脆弱性が修正されています。また、PHP 5.4.19ではZTSを有効にした状態でコンパイルに失敗する問題も修正されています。

なお、PHP 5.3系統は今後積極的な不具合修正は行われない予定となっており、OpenSSL拡張モジュールの脆弱性修正がPHP 5.3系統で行われるのかどうかは現時点では不明です。

[関連]PHP 5.5.7、PHP 5.4.23およびPHP 5.3.28が公開(FAMLog)

(2013/12/16追記:関連記事へのリンクを追加しました。)

Tag: Apache

第7回カスタムWeb勉強会発表資料

August 26, 2013

2013年8月24日に開催した「第7回カスタムWeb勉強会」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。

・ダウンロード:CookieのSecure属性とHttpOnly属性(PDF形式/ファイルサイズ:約60KB)

「http_cookie_attributes.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
47fbc35db705797f35a01199a9f6309511530882

■関連リンク

HTTP cookie(Wikipedia)

RFC 6265 - HTTP State Management Mechanism



(2022年6月5日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker


INTER-Mediator 3.8が公開

August 22, 2013

新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.8」を公開しています。

バージョン3.8では、MediaAccessクラスがネイティブ認証(データベースエンジンのアカウントでの認証)に対応し、FileMaker Serverでネイティブ認証利用時にparams.phpにユーザー名およびパスワードを設定する必要がなくなっています。その他にも、ナビゲージョンのカスタマイズができるようになり、ポストオンリーモードでバリデーション機能が有効になるなど、たくさんの変更点があります。

Cookie周りの処理も改善されており、HTTPS利用時にCookieにsecure属性が付加されるようになった他、ネイティブ認証利用時にCookieに保存していたパスワードが暗号化して保存されるように変更されています。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12の改善点:[スクリプト一時停止/続行]スクリプトステップ

August 21, 2013

FileMaker 12では、[スクリプト一時停止/続行]スクリプトステップがFileMaker Server スクリプトスケジュールでサポートされるようになっています。

このスクリプトステップは、指定した時間または無期限にスクリプトを一時停止し、ユーザーが現在のウインドウで他のタスクを実行できるようにします。

[スクリプト一時停止/続行]スクリプトステップは、FileMaker 11まではFileMaker Server スケジュールスクリプトではサポートされていませんでしたが、バージョン12ではサーバーサイドでも使用できるように改善されています。

[関連]スクリプト一時停止/続行(FileMaker Pro 12 ヘルプ)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12の改善点:バックアップの効率向上

August 20, 2013

FileMaker Server 12では、バックアップ機能の効率化が図られており、データベースファイルが変更されていない場合にはハードリンクを利用したバックアップ処理を実行するようになっています。

ハードリンクを使用することにより、前回のバックアップから変更されていないデータベースファイルのバックアップスケジュールに関するパフォーマンスが改善されています。内容が変更されていない場合のバックアップ処理がハードリンクを利用することにより効率化され、変更されていないデータベースファイルについて無駄なディスクスペースを取らないように改善されています。

バージョン12では、オブジェクトデータを外部に保存するオプションが追加されたり、プログレッシブバックアップ機能が新たに利用できるようになっており、FileMaker Server 12を用いる大規模データセットのバックアップが、これまで以上に速く、そして効率的になっています。

Tag: FileMaker

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