FAMLog


Ruby 1.9.3-p374が公開

January 18, 2013

Ruby 1.9.3-p374」が公開されています。

Ruby 1.9.3-p374では、ランダムにセグメンテーション違反が発生する問題が修正され、Windows 8との互換性に関する修正が行われています。今回のリリースには脆弱性対応は特に含まれていないとのことです。

なお、Rubyはバージョン2.0系統の開発も進められており、現在リリース候補版が公開されている状況です。

Tag: Ruby

FileMaker Server 12の新機能:刷新されたWeb公開エンジン

January 17, 2013

FileMaker Server 12では、Web公開エンジンが刷新されており、Web公開機能が従来のバージョンより高速に動作するようになっています。

同時に複数のデータ処理をより効率的に行うことができるようになっているだけでなく、メモリー処理の効率も上がっており、パフォーマンスが最大65%向上しているとのことです。

ただし、バージョン12では、XMLクエリーコマンドと引数の構文や動作が一部変更されており、クエリーコマンドを解析する順序が大きく変更されている箇所があるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Server 12 Advancedの新機能:カスタムWeb公開の同時接続上限数が200に(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 12の新機能:URLを使用した共有データベースのスクリプト実行

January 16, 2013

FileMaker Pro 12では、URLを使用してデータベースを開く際に実行したい共有ファイル内のスクリプトを指定できるようになっています。

FileMaker Go 1.1で実装されたFMP7Scriptプロトコルと同等の機能がFileMaker Proでも利用できるようになり、スクリプト実行の際にスクリプト引数やローカル変数を指定できます。

[書式]
[<][URL:]FMP://[[アカウント:パスワード@]ネットアドレス]/データベース名[?script=スクリプト名[&param=スクリプト引数][&$variablename=値]][>]
※角括弧([ ])内の項目はオプションのパラメーターです。

[例]
FMP://192.168.10.0/Clients.fmp12?script=ListClients
FMP://192.168.10.0/Clients.fmp12?script=ListClients&param=TopClients&$NumberToList=10

ただし、バージョン12ではURLの書式が「FMP7Script://」から「FMP://」に変更されており、FileMaker Go 12でもFMP7ScriptプロトコルではなくFMPプロトコルを使用する必要があるので注意が必要です。

Tag: FileMaker

Java SE 7 Update 11が公開

January 15, 2013

Java SE 7 Update 11」が公開されています。

Java SE 7 Update 11では任意のコードが実行可能な脆弱性が修正されており、現在Java 7を利用している場合にはできる限り早くアップデートすることが強く推奨されています。

今回のアップデートでセキュリティ・レベルのデフォルト設定が「中」から「高」に変更されており、この変更により未署名のJavaアプレットやJava Web Startアプリケーションの実行時には常にユーザーに確認を求めるようになるとのことです。

[関連]JVNTA13-010A: Oracle Java 7 に脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Java

Ruby on Rails 3.2.11、3.1.10、3.0.19および2.3.15が公開

January 11, 2013

Ruby on Rails 3.2.11、Ruby on Rails 3.1.10、Ruby on Rails 3.0.19およびRuby on Rails 2.3.15が公開されています。

Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.2.11、Rails 3.1.10、Rails 3.0.19およびRails 2.3.15では、セキュリティ上の問題点が修正されています。

Active RecordとJSONパラメーターの解析を組み合わせて利用されるRails 3.0系統以降にある脆弱性、およびAction PackでDoS攻撃に利用されてしまう脆弱性が修正されており、すべてのユーザーに対してすぐにアップデートを行うように推奨されています。

(2013/12/16追記:「Ruby on Rails 3.0.19およびがRuby on Rails 2.3.15」を「Ruby on Rails 3.0.19およびRuby on Rails 2.3.15」に修正しました。)

Tag: Ruby

FileMaker Web News:第60回 2013年冬号

January 10, 2013

■FileMaker Server 12.0v3 アップデータが公開(2012年11月)

FileMaker Server 12.0v3 アップデータが2012年11月に公開されました。一定期間使用した後にインスタントWeb公開がクラッシュする問題が修正されており、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedの最新版はバージョン12.0v3となっています。

[関連]FileMaker Server 12.0v3 アップデータが公開(FAMLog)

■INTER-Mediator 3.0が公開

PDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワークであるINTER-Mediator 3.0が2012年12月に公開されました。INTER-MediatorのソースコードはGitHubでも公開されており、今後も引き続きVer.3系列でアップデートが継続される予定となっています。

[関連]INTER-Mediator 3.0が公開(FAMLog)

Tag: News

CakePHP 2.2.5が公開

January 09, 2013

PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.2.5」が公開されています。

CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.2.5はCakePHP 2.2系統の保守リリースであり、不具合の修正が行われています。また、CakeEmailでメール本文が1行あたり78文字ではなく998文字で折り返されるように変更されています。

CakePHP 2.3の開発も進められており、バージョン2.2.5と同時にリリース候補版となるCakePHP 2.3.0-RC2も公開されています。

Tag: Apache

FileMakerプラットフォーム for iOS データベース作成セミナー

January 08, 2013

アテイン株式会社が、月額2,800円(税込)でさまざまな動画講座を視聴し放題のクラウドeラーニングサービスである動学.tvで、「FileMakerプラットフォーム for iOS データベース作成セミナー」全4部の動画が2013年1月8日から利用できるようになったと発表しています。

動画講座「FileMakerプラットフォーム for iOS データベース作成セミナー」(監修:株式会社ジェネコム、講師:高岡幸生氏)は、ファイルメーカー株式会社が全国で開催して好評を博した「iOS ハンズオンセミナー」をeラーニング用動画として新たに収録したものです。

動学.tvにはFileMaker Pro 12の使い方講座も用意されており、講座を視聴することでiPadおよびiPhone向けのデータベースを作成・活用するための基本を学ぶことができます。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12の新機能:プログレッシブバックアップ

January 07, 2013

FileMaker Server 12では、「プログレッシブバックアップ」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。

プログレッシブバックアップでは、最初にデータベースのフルバックアップが行われます。初回のフルバックアップが完了した後は、前回のバックアップ時以降に変更されたデータのみ内部的に新たに保存するようになっているため、従来から実装されているスケジュールバックアップに比べて短時間でバックアップ処理を実行できます。

現在のところ内部的に保存されている増分バックアップファイルを利用してデータベースを復元するツールは用意されておらず、プログレッシブバックアップが実行されるたびにデータベースファイルのフルコピーが都度生成され、2世代分のファイルのみ保存される仕様となっています。

上記のような仕様であることから、スケジュールバックアップの代替となるものではないため、スケジュールバックアップとプログレッシブバックアップは両方使用することが推奨されます。また、復元時には必ずファイルをコピーするようにして、プログレッシブバックアップフォルダに保存されているバックアップデータはそのままにしておくことが重要です。

(2022/05/27追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

Ruby on Rails 3.2.10、Ruby on Rails 3.1.9およびRuby on Rails 3.0.18が公開

January 04, 2013

Ruby on Rails 3.2.10、Ruby on Rails 3.1.9およびRuby on Rails 3.0.18が公開されています。

Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.2.10、Rails 3.1.9およびRails 3.0.18では、セキュリティ上の問題点が修正されており、Active RecordのSQLインジェクション脆弱性が修正されています。

今回バージョン2.3系統向けのパッチも提供されていますが、Railsは現在バージョン3.1系統と3.2系統が保守対象のバージョンであり、バージョン3.1系統以降へのバージョンアップが推奨されている状況となっています。

[関連]Rails SQL injection vulnerability: hold your horses, here are the facts(Phusion Corporate Blog)

Tag: Ruby

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