FAMLog
[検索条件を変更]スクリプトステップ
February 28, 2012
FileMaker Proの[検索条件を変更]スクリプトステップは、最後に実行された検索条件を使用して検索モードに切り替える場合に使用します。
検索条件を指定せずに単に検索モードに切り替える場合には[検索モードに切り替え]スクリプトステップを使用しますが、[検索条件を変更]スクリプトステップを利用することで最後に実行された検索条件を使用することができ、必要に応じて検索条件を変更できます。
実際にレコードを検索するには、[検索条件を変更]や[検索モードに切り替え]スクリプトステップの後に[検索実行]スクリプトステップを追加しておく必要があります。
[例]
検索条件を変更
スクリプト一時停止/続行 [制限時間なし]
検索実行 []
なお、[検索条件を変更]スクリプトステップは、Web公開およびFileMaker Serverのスケジュールスクリプトでもサポートされています。
OS X LionでFileMaker ProによるPDFファイル保存時に文字化けが発生する問題の対処法
February 27, 2012
OS X LionでFileMaker ProのレコードをPDFファイルとして保存する際に特定の日本語フォントで文字化けが発生する場合の対処法がFileMaker ナレッジベースで案内されています。
ヒラギノフォントなど、フォントの種類が「OpenType PostScript」の日本語フォントを使用していた場合、OS X Lionで[レコードの保存/送信]から[PDF]への保存を実行すると、文字化けが発生することが確認されています。
上記問題の回避方法は、ファイルメニューの[印刷]から表示される「プリント」ダイアログ左下の[PDF]プルダウンメニューから[PDF として保存]を実行するか、レイアウトで使用する日本語フォントを「TrueType」または「OpenType TrueType」フォントに変更することです。なお、フォントの種類は、Font Bookアプリケーションを使用して確認できます。
[関連]Mac OS X 10.7 Lion で、PDFへの保存時に特定の日本語フォントが文字化けする(FileMaker ナレッジベース)
Apache HTTP Server 2.4のmod_sslはTLS 1.1とTLS 1.2をサポート
February 24, 2012
Apache HTTP Server 2.4に付属するmod_sslは、OpenSSL 1.0.1以降を利用している場合にTLS 1.1およびTLS 1.2を新たにサポートするようになっています。
mod_sslは、Secure Sockets Layer(SSL)およびTransport Layer Security(TLS)のプロトコルをApache HTTP Serverでサポートするためのモジュールです。このモジュールを利用することにより、Apache WebサーバーとWebブラウザー間におけるSSL暗号化通信を実現できるようになります。
なお、OpenSSL 1.0.1は、2012年2月現在ベータ版が公開されている状況であり、正式版はまだ公開されていません。
(2013/10/15追記:タイトル内のスペルミスを修正しました。また、Apache HTTP Server 2.2に付属するmod_sslもOpenSSL 1.0.1以降を利用している場合にTLS 1.1およびTLS 1.2をサポートしています。)
FileMaker Server 11とアンチウィルスソフトウェア
February 23, 2012
FileMaker Serverでホストされているデータベースファイルは、アンチウィルスソフトウェアのスキャン対象から除外するように設定する必要があります。
データベースファイルのスキャンが必要な場合は、バックアップ先のフォルダをスキャンするようにアンチウィルスソフトウェアの設定を変更します。
なお、バックアップの実行中にアンチウィルスソフトウェアによるスキャンが実施されると、データベースのバックアップが正常に行われない可能性があります。そのため、できる限りデータベースのバックアップが完全に終了してからスキャンが行われるようにバックアップスケジュールを設定する必要があります。
[関連]アンチウィルスソフトウェアによって、ファイルが損傷を受けることがある(FileMaker ナレッジベース)
Apache HTTP Server 2.4で追加されたモジュール一覧
February 22, 2012
Apache HTTP Server 2.4では、新しいモジュールが数多く追加され、mod_proxyを拡張するモジュールやフォームベース認証を実現するモジュール、sed互換のレスポンスボディ置換用モジュールなどが追加されています。
バージョン2.4で追加されたモジュール一覧は下記の通りです。
・mod_proxy_fcgi
・mod_proxy_scgi
・mod_proxy_express
・mod_remoteip
・mod_heartmonitor、mod_lbmethod_heartbeat
・mod_proxy_html
・mod_sed
・mod_auth_form
・mod_session
・mod_allowmethods
・mod_lua
・mod_log_debug
・mod_buffer
・mod_data
・mod_ratelimit
・mod_request
・mod_reflector
・mod_slotmem_shm
・mod_xml2enc
Apache HTTP Server 2.4.1が公開
February 21, 2012
WebサーバーソフトウェアであるApache HTTP Serverの最新版「Apache HTTP Server 2.4.1」が公開されています。
Apache HTTP Server 2.4.1は、新しい安定版系列であるApache HTTP Server 2.4の最初のバージョンです。バージョン2.0以降はLinux Kernelと同様に、バージョン番号の小数点第1位が奇数の場合は開発バージョン、偶数の場合は安定バージョンとするように番号が割り振られていて、Apache 2.4はこれまでバージョン2.3として開発されていました。
今回のメジャーバージョンアップでは、複数のMPM(Multi-Processing Module)を動的に読み込み可能になり、Event MPMがフルサポートされるようになっています。数多くのモジュールが追加されており、mod_sslではOCSP(Online Certificate Status Protocol)へのサポートが大幅に強化されるなど、数多くの機能が追加・改良されています。
第78回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
February 20, 2012
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2012年1月14日に行われた第78回のイベントレポートが追加されており、FileMakerデータベースで効率的な開発を実現する方法やFileMaker Serverによる共有実験の様子などが紹介されています。
次回は「FileMaker with CSS3 - WebViewer 徹底活用 -」というテーマで2012年3月10日(土)19:00-20:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
Ruby 1.9.3-p125が公開
February 17, 2012
「Ruby 1.9.3-p125」が公開されています。
Ruby 1.9.3-p125にはセキュリティ上の修正が含まれ、TLSの脆弱性に対する攻撃(TLS BEAST攻撃)対策のためのOpenSSL機能「0/n splitting」を利用できるようになっているとのことです。
Ruby 1.8.7系統も同様の修正が行われており、Ruby 1.8.7-p358も同時に公開されています。
Mac OS Xの次期メジャーバージョンはOS X Mountain Lion
February 16, 2012
Appleが、Mac OS Xの次期メジャーバージョンとなるOS X Mountain Lionを今夏後半に出荷する予定であると発表しています。
OS X Mountain Lionには、メッセージやリマインダー、Game Center、Notification Center、AirPlay MirroringなどがOS Xに新機能として含まれる予定となっています。
OS X Mountain Lionは、今夏Mac App Store経由で有料アップグレードとして提供される予定ですが、価格などの詳細はまだ公表されていません。
(2012/02/18追記:「Mac OS X Mountain Lion」という表記を「OS X Mountain Lion」に変更・修正しました。)
Mac OS XでIPv6の一時アドレスを使用しているか確認する
February 15, 2012
Mac OS XでIPv6の一時アドレスを使用しているか確認する方法の1つにsysctlコマンドを使用する方法があります。
Mac OS XにおいてコマンドラインインターフェースでRFC 3041で定義されているIPv6拡張機能を使用しているかどうかを確認するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ sysctl -n net.inet6.ip6.use_tempaddr
1
「1」と出力されていればIPv6の一時アドレスが有効、「0」と出力されていればIPv6の一時アドレスが無効になっていることが分かります。なお、特に設定を変更していなければ、OS X Lionでは1、Mac OS X Snow Leopardでは0と表示されます。