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Mac版FileMaker Pro 11ではCFM形式プラグインはサポート対象外に
July 14, 2010
FileMaker Pro 11では、サポートされるサードパーティ製プラグインがMach-O形式のみとなり、CFM形式のプラグインはサポートされなくなっています。
この変更はMac版のみに該当し、Windows版には特に影響はありません。
現状では上記の仕様変更により大きい影響はほぼない状況ですが、とても古いプラグインを利用していて、Mac版のFileMaker Pro 11へアップグレードするような場合には、念のためバージョン11で動作するか事前に確認するとよいでしょう。
[関連]Miscellaneous behavior changes in FileMaker Pro 11(FileMaker Knowledge Base)
FileMaker Pro 11の新機能:最近使ったファイルの消去
July 13, 2010
FileMaker Pro 11では、最近使ったファイル名の一覧をメニューから消去できるようになっています。
最近開いたファイルの一覧を削除するには、[ファイル]メニューの[最近使ったファイルを開く]サブメニューから[最近使ったファイルを消去]を選択します。
なお、以前のバージョンでも設定項目がありましたが、最近使ったファイル名をあらかじめ表示しないように調整することも可能です。最近使ったファイル一覧を非表示にするには、[環境設定]ダイアログボックスの[一般]タブにおいて、[最近使ったファイルを表示する]のチェックを外します。
INTER-Mediator 0.6が公開
July 12, 2010
新居雅行氏がFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 0.6」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアです。HTMLで作ったページをもとにデータベースと連動するWebアプリケーションを構築できるフレームワークであり、FileMaker ServerとMySQLに対応しています。
バージョン0.6は新しいアーキテクチャーに基づく最初のバージョンであり、バージョン0.6系列は実験的バージョンとして位置づけられています。現時点では一部の機能だけ確認できる状態であり、随時更新されていく予定であるとのことです。
Apache Tomcat 5.5.30が公開
July 09, 2010
「Apache Tomcat 5.5.30」が公開されています。
Tomcat 5.5.30では2点の脆弱性が修正されており、同時にApache Tomcat 6.0.28も公開されています。
なお、FileMaker ServerおよびFileMaker Server Advanced(バージョン9、10、11)のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 5.5系列が使われています。
FileMaker Pro 11の新機能:オブジェクトバッジ
July 08, 2010
FileMaker Pro 11では、レイアウトオブジェクトに設定されている情報を表示する「オブジェクトバッジ」と呼ばれる新機能が追加されています。
オブジェクトバッジにより、レイアウトモードにおいてレイアウトオブジェクトに設定されている項目を視覚的に区別できます。条件付き書式やスクリプトトリガ、ポップアップヘルプが設定されているフィールドやオブジェクトを容易に見つけることができ、さらにクイック検索の対象フィールドを判別できます。
なお、関連フィールドや索引設定ができないフィールド、計算結果を保存しない計算フィールドなどは、黄色の虫眼鏡アイコンが表示されます。
FileMaker Pro 11 基礎講座 for Win/Mac
July 07, 2010
FileMaker Pro 11の基礎を解説した書籍「FileMaker Pro 11 基礎講座 for Win/Mac」が2010年6月下旬に発売されています。
FileMaker Proの初心者および中級者向けに、FileMaker Pro 11の基礎、基本操作および機能などについて解説されており、FileMaker Proを使い始めるために必要な情報がコンパクトにまとまっています。
国内で発売されているFileMaker Pro関連書籍としては最も価格の安い本です。
定価:1,680円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 272
著者:小山 香織
出版社:オーム社
ISBN:978-4-274-06815-7[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker Server 11 導入セミナーが開催
July 06, 2010
ファイルメーカー社の営業部が、FileMaker ServerとFileMaker Proの導入セミナーをアップルジャパン株式会社のセミナールームで開催すると案内しています。
FileMaker Server 11 導入セミナーは、2010年7月23日(金)に東京オペラシティタワー32Fのアップルジャパン株式会社セミナールーム(東京都新宿区)にて行われます。
イベントではFileMaker Server 11を導入するメリットとノウハウについて紹介される予定となっています。このイベントの参加費用は無料であり、申込は事前登録制です。
Ruby 1.9.1-p429が公開
July 05, 2010
「Ruby 1.9.1-p429」が公開されています。
Ruby 1.9.1-p429は、最新安定版と位置づけられているRuby 1.9.1の保守リリースであり、Windows上でARGF.inplace_modeに危険な値を代入するとバッファーオーバーフローを起こすセキュリティ脆弱性が修正されています。なお、この脆弱性はRuby 1.8系統に直接は影響しません。
同時にRuby 1.9.2 RC1も公開されており、Ruby 1.9.2の正式版は8月初旬にリリースされる予定とのことです。
FileMaker Server 11v2 アップデータが公開
July 02, 2010
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 11v2 アップデータ」を配布しています。
このアップデータは、FileMaker Server 11またはFileMaker Server 11 Advancedをバージョン11.0v2(11.0.2.217)に更新するものです。「fmsadmin restart server」コマンドで、データベースサーバーが再起動しない問題、一貫性チェックの実行中に壊れたデータベースによってFileMaker Serverがクラッシュする場合がある問題、複数のクライアントがスレッド競合に入った場合にFileMaker Serverがシャットダウンする可能性がある問題などが解決されています。
このアップデータを適用する前に、あらかじめFileMaker ServerとWeb公開エンジン、FileMaker Server Admin Console、PHP Site Assistant等を終了させておく必要があります。アップデート方法や変更点の詳細については、アップデータに含まれるドキュメント「FMS 11 Update Read Me (Japanese).pdf」に記載されています。
FileMaker Pro 11v2 アップデータが公開
July 01, 2010
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 11v2 アップデータ」と「FileMaker Pro 11v2 Advanced アップデータ」を配布しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 11またはFileMaker Pro 11 Advancedをバージョン11.0v2に更新するものです。バージョン11.0v2では、レイアウト上に空のマージ変数が表示される問題や特定の条件下でアプリケーションがクラッシュする不具合が修正されており、その他にも数多くの問題が解決されています。
同時に、FileMaker Server 11v2 アップデータも公開されています。