FAMLog


-delete.relatedクエリー引数

January 08, 2010

FileMaker ServerのXMLおよびXSLTを使用したカスタムWeb公開において、ポータル内の関連レコードを削除するには「-delete.related」クエリー引数を使用します。

-delete.relatedクエリー引数は、-editクエリーコマンドのオプションで、FileMaker Server 9で新たに追加されたクエリー引数です。

削除対象のポータルレコードが含まれる親レコードをレコードIDで指定し、さらに関連テーブル名とそのテーブルにおけるレコードをIDを用いて削除対象のポータルレコードを指定します。

[使用例]
-db=employees&-lay=family&-recid=1001&-delete.related=dependents.3&-edit

なお、実際のシステムでこのクエリー引数を使用することは少ないものと思われますが、実際に利用する場合には、意図しないレコードの削除を防ぐために、-delete.relatedクエリー引数で指定するポータルレコードのレコードIDは慎重に指定するよう注意する必要があります。

[関連]FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版「3.3.27 ポータル内のレコードを削除する」(171ページ)

Tag: FileMaker

Mac OS X ServerにおいてWebサーバーを停止する

January 07, 2010

Mac OS X Serverにおいて、Webサーバーを停止する方法の1つにserveradminコマンドを使用する方法があります。

コマンドラインインターフェースでWebサーバーを停止するには次のように入力します。

[使用例]
$ sudo serveradmin stop web

[関連]Mac OS X ServerにおいてWebサーバーを起動する(FAMLog)

Tag: Mac

gemパッケージインストール時にRDocドキュメント生成処理を省略する

January 06, 2010

Rubyのパッケージ管理ツールであるRubyGemsを使用してパッケージをインストールする際に、RDocドキュメントの生成処理を省略するには--no-rdocオプションを使用します。

[使用例]
$ sudo gem install rfm --no-rdoc
$ sudo gem install rfm --no-rdoc --no-ri

RDocドキュメントの生成処理が省略されることで、インストール作業が高速化され、ディスク領域の節約になります。特にドキュメントをインストールする必要がない環境の場合には、このオプションは有用です。

なお、RIドキュメントの生成処理を省略する場合には--no-riオプションを使います。

Tag: Ruby

Mac OS X ServerにおいてWebサーバーを起動する

January 05, 2010

Mac OS X Serverにおいて、Webサーバーを起動する方法の1つにserveradminコマンドを使用する方法があります。

コマンドラインインターフェースでWebサーバーを起動するには次のように入力します。

[使用例]
$ sudo serveradmin start web

serveradminコマンドでは、Webサーバーに限らず、他のサーバーソフトウェアおよびサービスの起動や停止が可能です。

Tag: Mac

Ruby 1.8.7-p248

December 25, 2009

Ruby 1.8.7-p248」が公開されています。

Ruby 1.8.7-p248は、安定版であるRuby 1.8.7の保守リリースであり、多数の不具合が修正されています。

なお、現時点におけるRubyの最新安定版はRuby 1.9.1-p376ですが、Ruby 1.8系統で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.1でそのままでは動かない場合があるので注意が必要です。

Tag: Ruby

Mac OS X ServerでWebサーバーの稼働状況を確認する

December 24, 2009

Mac OS X Serverにおいて、Webサーバーの稼働状況を確認する方法の1つにserveradminコマンドを使用する方法があります。

コマンドラインインターフェースでWebサーバーの稼働状況の概要を確認するには次のように入力します。

[使用例]
$ sudo serveradmin status web
web:state = "STOPPED"

serveradminコマンドでは、Webサーバーに限らず、他のサーバーソフトウェアおよびサービスの稼働状況を確認することもできます。

Tag: Mac

Bento for iPhone and iPod touch 1.0.4

December 22, 2009

Bento for iPhone and iPod touch 1.0.4」がiTunesのApp Storeで公開されています。

Bento for iPhoneは、iPhoneおよびiPod touch上で動作するアプリケーションです。バージョン1.0.4では、パフォーマンスやレコードカウント、パスコード、メディアフィールドの同期に関する問題が解決されています。

なお、メディアフィールドの同期に関連する問題を解決するには、Bento 3.0.2 for Macも必要とのことです。

Tag: Mac

Phusion Passenger 2.2.8

December 21, 2009

Phusion Passenger 2.2.8」が公開されています。

Phusion Passengerは、Railsアプリケーションを運用するためのApacheモジュールとして利用することもできます。バージョン2.2.8では、mod_gnutlsとの組み合わせで発生する問題や、Ruby 1.9.1-p152以降で発生する非互換問題などが修正されています。

PassengerのライセンスはGPLバージョン2であり、オープンソースとして公開されているソフトウェアです。POSIX準拠のOSで動作するため、Mac OS Xでの動作もサポートされています。

Tag: Apache

PHP 5.2.12

December 18, 2009

PHP 5.2.12」が公開されています。

PHP 5.2.12では、5件のセキュリティ脆弱性と60件を超える不具合が修正されています。

PHPの最新安定バージョンはバージョン5.3.1ですが、いくつか互換性のない変更点や考慮すべき新機能が存在するため、現在PHP 5.2系統を利用している場合にはPHP 5.2.12を利用するとよいでしょう。

Tag: Apache

OpenSSHサーバーの設定ファイルに構文エラーがないかチェックする

December 17, 2009

OpenSSHサーバーは、ディレクティブと呼ばれる設定項目を設定ファイルに記述することでSSHサーバー(sshd)の動作を調整できます。

設定ファイルは通常「sshd_config」という名前のファイルです。設定ファイルにおいて構文や書式に間違いがあるとSSHサーバーが起動しませんが、設定ファイルの構文エラーはsshd -tを使って調べられます。

[使用例]
$ sudo sshd -t

なお、構文エラーがない場合には上記コマンドの結果は何も出力されません。

Tag: Security

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