FAMLog
MacRuby 0.5
February 02, 2010
Objective-CベースのRuby実装であるMacRubyの新バージョン「MacRuby 0.5」が公開されています。
MacRubyは、Ruby 1.9をベースとしており、RubyからMac OS XおよびObjective-Cの機能を利用できます。
MacRuby 0.5では、HotCocoaおよびGrand Central Dispatchがサポートされ、Mac OS X Snow Leopardに対応しています。
CakePHP 1.2.6
February 01, 2010
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 1.2.6」が2010年1月下旬に公開されています。
CakePHP 1.2.6は安定版CakePHP 1.2の最新バージョンであり、不具合の修正が多数行われています。FileMaker Proデータベースと連動するWebアプリケーションをCakePHPで開発する際には、FMCakeMixを使用するとよいでしょう。
なお、CakePHPはバージョン1.3系統の開発も進められており、現在ベータ版が公開されている状況です。
mod_jk 1.2.26以降をバーチャルホストで利用する際の注意点
January 29, 2010
Apache HTTP ServerとTomcatの接続に使用されるコネクターであるmod_jk 1.2.26以降をバーチャルホストで利用する際には注意すべき点があります。
mod_jk 1.2.25以前ではJkMountディレクティブの設定はVirtualHostディレクティブごとに設定する必要はありませんでしたが、mod_jk 1.2.26以降では挙動が変更されています。mod_jk 1.2.26以降では、各VirtualHostディレクティブにおいて「JkMountCopy On」を設定するか、もしくはグローバルサーバーの設定において「JkMountCopy All」を設定する必要があります。
なお、現時点におけるJK 1.2系統の最新版はJK 1.2.28です。FileMaker Server 10ではJK 1.2.23をベースとしたものがWebサーバーモジュールで使用されています。
[関連]The Apache Tomcat Connector - Reference Guide - Configuring Apache
fmsadminコマンドの活用 (11)
January 28, 2010
FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドを利用すると、CLI(コマンドラインインターフェース)でFileMaker Serverを起動することができます。
fmsadminコマンドを使ってデータベースサーバーを起動するには、STARTコマンドを使用します。
[使用例]
$ fmsadmin start server
なお、このコマンドは、FileMaker Server Helper(Mac OS Xではfmserver_helperd)が実行されている場合のみ有効です。
[関連]fmsadminコマンドの活用 (6)(FAMLog)
FMCakeMixを紹介した発表資料のスライドが公開 (2)
January 27, 2010
2010年1月20日に行われた「Apple BU(アップルビジネスユース)」における、FMCakeMixを紹介した発表資料がSlideShare上で公開されています。
発表資料(「FileMakerとCakePHPでつくる簡単Webアプリケーション」)では、CakePHPやFMCakeMixの概要、およびFMCakeMixのインストール方法などが解説されており、FMCakeMixで作成されたサンプルアプリケーションもGitHub上で公開されています。
FMCakeMixは、MVCフレームワークであるCakePHP用のFileMakerデータソースドライバーです。FMCakeMixを利用すると、SQLデータベースと同じようにFileMakerとCakePHPを統合できます。
[関連]FMCakeMixを紹介した発表資料のスライドが公開(FAMLog)
Net::FileMaker 0.02
January 26, 2010
PerlからFileMaker ServerのカスタムWeb公開機能を利用するためのオープンソースソフトウェア「Net::FileMaker 0.02」が公開されています。
CPANモジュールとして公開されており、FX.phpやRfmと同様に内部的にはFileMaker ServerのXMLインターフェースを使用しています。また、GitHub上でもレポジトリが作成および公開されています。
Net::FileMakerのライセンスは、Perlのライセンスと同様、ArtisticライセンスとGPLのデュアルライセンスです。
FileMaker データベース開発テクニック 改訂版
January 25, 2010
FileMakerを使ったデータベース構築におけるプロ向け解説書「FileMaker データベース開発テクニック 改訂版」が2010年1月に発売されています。
この書籍は、2006年12月に発売された書籍「FileMaker データベース開発テクニック」の改訂版です。
基幹系データベースとの連携で利用する外部SQLデータソース(ESS)、スクリプトトリガ、およびFileMaker Server上でのスクリプト実行に関する解説が新たに追加されており、FileMaker Pro 10 AdvancedおよびFileMaker Server 10 Advancedに対応した内容となっています。
定価:3,360円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 416
著者:木下 雄一朗
出版社:アスキー・メディアワークス
ISBN:978-4-04-868314-2[Amazon.co.jpで購入...]
安全なウェブサイトの作り方 改訂第4版
January 22, 2010
情報処理推進機構(IPA)が、適切なセキュリティを考慮したWebサイトを作成するための資料「安全なウェブサイトの作り方」を改訂し、改訂第4版を2010年1月20日から公開しています。
「安全なウェブサイトの作り方」は、IPAが届出を受けた脆弱性関連情報をもとに、届出件数の多かった脆弱性や攻撃による影響度が大きい脆弱性を取り上げ、開発者や運営者が適切なセキュリティを考慮したWebサイトを作成するための資料です。改訂第4版では失敗例が拡充されています。
FileMakerのWebビューアにおいてdataスキームを使用する際には、Webアプリケーションを構築する場合と同様の注意が必要になります。FileMaker ServerのカスタムWeb公開機能だけでなく、FileMaker ProのWebビューアを使う前にも「安全なウェブサイトの作り方」を是非とも読みましょう。
[関連]2008年12月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料(FAMLog)
Rfm Code Reading #5
January 21, 2010
2010年2月7日(日)午前9時30分より「Rfm Code Reading #5」を開催します。
Ruby on RailsとFileMaker ServerのカスタムWeb公開に興味のある方のご参加をお待ちしています。詳細については下記URLのページをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/matsuo_atsushi/20100121/1264084758
なお、今回のテーマは「Rfm::Databaseクラス」です。
APPLE-SA-2010-01-19-1 Security Update 2010-001
January 20, 2010
AppleからSecurity Update 2010-001が公開されています。
Security Update 2010-001は、Mac OS X v10.5.8、Mac OS X Server v10.5.8、Mac OS X v10.6.2およびMac OS X Server v10.6.2向けに用意されていて、OpenSSLにおける修正等が含まれています。
また、このアップデートにより、Flash Player plug-inはバージョン10.0.42に更新されます。