FAMLog
fmsadminコマンドの活用 (8)
April 10, 2007
FileMaker Server 8およびFileMaker Server 7のfmsadminコマンドを利用すると、CLI(コマンドラインインターフェース)で任意のデータベースファイルを閉じることができます。
fmsadminコマンドを使用してFileMakerデータベースを閉じるには、CLOSEコマンドを使用します。
[構文]
fmsadmin CLOSE [FILE...] [PATH...] [options]
[使用例]
$ fmsadmin close -y FMServer_Sample
$ fmsadmin close -y FMServer_Sample -m "Please close."
$ fmsadmin close --grace-time 120
通常は指定した名称(もしくはパス)のファイルが閉じられますが、ファイルやパスが指定されていない場合は、ホストされたファイルがすべて閉じられます。
CLOSEコマンドのオプションには「-m message(--message message)」、「-t seconds(--grace-time seconds)」および「-f(--force)」を指定することができます。
-f(--force)オプションを利用すると、強制的にデータベースを閉じます。また、接続しているクライアントに送信するテキストメッセージを指定する場合には-m(--message)オプションを利用し、クライアントの接続を強制的に解除するまでの合計の秒数を指定する場合には-t(--grace-time)オプション(デフォルトおよび最小の値は120秒)を利用します。
「FileMaker Day」イベントレポートが公開
April 09, 2007
セブンズドアが、2007年3月28日にApple Store, Ginzaで開催されたイベント「FileMaker Day」のレポートを公開しています。
セブンズドアとApple Store, Ginzaとのコラボレーションにより実現した同イベントの様子がレポートされており、第一次世界大戦期プロパガンダ・ポスター コレクションのデジタルアーカイブ公開事例など、多くの事例や実例等が紹介されています。
「FileMakerなんでも質問、ご相談どんと来い!」コーナーの回答集も掲載されていて、役立つ情報が満載のレポートとなっています。
(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部リンクを削除しました。)
fmsadminコマンドの活用 (7)
April 06, 2007
FileMaker Server 8およびFileMaker Server 7のfmsadminコマンドを利用すると、CLI(コマンドラインインターフェース)で任意のデータベースファイルを開くことができます。
fmsadminコマンドを使用して、デフォルトデータベースフォルダおよび追加データベースフォルダ内にあるFileMakerデータベースを開くには、OPENコマンドを使用します。
[構文]
fmsadmin OPEN [FILE...] [PATH...]
[使用例]
$ fmsadmin open FMServer_Sample
$ fmsadmin open FMServer_Sample FMServer_Sample2
$ fmsadmin open "filemac:/Macintosh HD/Library/FileMaker Server/Data/Databases/FMServer_Sample.fp7"
通常は指定した名称(もしくはパス)のファイルが開かれますが、ファイルやパスが指定されていない場合は、データベースフォルダ内にあるすべてのファイルが開かれます。
なお、下記のようにファイルIDを使用してデータベースを開くことも可能です。ファイルIDはfmsadminコマンド(fmsadmin -s list files)を用いて判別することができます。
$ fmsadmin open 7
クアッドコア インテル Xeon プロセッサー搭載Mac Pro
April 05, 2007
アップルが、最高3.0GHzで動作する2基の新しいクアッドコア インテル Xeon プロセッサー 5300 番台(Clovertown)を搭載したMac Proの販売を開始しています。
BTOオプションにより、標準構成の価格からプラス188,790円で2基の3.0GHzクアッドコア インテル Xeon プロセッサーを選択することができるようになっています。
同時にApple Cinema Displayの価格が引き下げられ、新価格は20インチモデルが税込75,800円、23インチApple Cinema HDモデルが税込114,800円、30インチApple Cinema HDモデルが税込229,800円となっています。
コマンドラインでソフトウェア・アップデートを実行する (4)
April 04, 2007
Mac OS X v10.4においてsoftwareupdateコマンドの使用方法を確認する方法の1つに、softwareupdateコマンドの-hもしくは--helpオプションを使用する方法があります。
[実行例]
$ softwareupdate -h
$ softwareupdate --help
manコマンドでsoftwareupdateコマンドの使用方法を確認することもできますが、一部オプションの記述が古いままになっているところがあります。
コマンドラインでソフトウェア・アップデートを実行する (3)
April 03, 2007
Mac OS XおよびMac OS X Serverにおいて、softwareupdateコマンドを使用してソフトウェア・アップデートのスケジュール設定を変更することができます。
ユーザーごとに設定できるソフトウェア・アップデートのスケジュール設定を変更するには、--scheduleオプションを使用します。--scheduleオプションの引数がonの場合には定期的にアップデートを確認するようになり、offの場合にはアップデートの確認を行わなくなります。
[実行例]
$ softwareupdate --schedule off
Automatic check is off
$ softwareupdate --schedule on
Automatic check is on
コマンドラインでソフトウェア・アップデートを実行する (2)
April 02, 2007
Mac OS XおよびMac OS X Serverでコマンドラインを使用してソフトウェア・アップデートを実行するには、softwareupdateコマンドを使用します。
利用可能なアップデートをインストールするには、-iもしくは--installオプションを使用します。その際、--listオプションで表示されたアップデートの名称を使用すると、任意のアップデートをインストールすることができます。
[実行例]
$ sudo softwareupdate -i MacOSXUpd10.4.9PPC-10.4.9
$ sudo softwareupdate -i -a
$ sudo softwareupdate --install --recommended
-i(--install)の追加オプションとして、-a(--all)オプションを指定するとすべてのアップデートをインストールします。追加オプションとして、-r(--recommended)オプションを指定した場合には必須アップデートをインストールします。
(2007/4/5追記:Mac OS X v10.4の場合には--reqオプションは--recommendedに変更されているため、その点について記述を修正しました。)
Boot Camp 1.2 beta
March 30, 2007
アップルが、IntelベースのMacでWindowsの利用を可能にする「Boot Camp 1.2 beta」を公開しています。
Boot Camp 1.2 betaでは、Windows Vista(32ビット版)やApple Remoteに対応し、Appleソフトウェア・アップデートが追加されています。さらに、各種ドライバが更新されており、多くの改良点が含まれています。
Boot Campのパブリックベータは、期間限定の試用版としてライセンスされるプレビューソフトウェアです。Boot Campの製品版は、Mac OS Xの次期メジャーリリース「Leopard」の一機能として提供される予定になっています。
[関連]Boot Camp Public Beta(FAMLog)
FileMaker Server 8 VLA キャンペーンの期間が延長
March 29, 2007
ファイルメーカー社が、FileMaker Server 8 VLA 通常ライセンスをキャンペーン価格で購入できる「FileMaker Server 8 VLA キャンペーン」について、2007年8月31日までキャンペーン期間を延長すると案内しています。
FileMaker Server 8 VLA 通常ライセンスの希望小売価格は通常96,750円(税別)ですが、キャンペーン期間中は29,830円(税別)で購入することができます。VLA(ボリュームライセンスアグリーメント)で購入可能な最小単位は10ライセンスとなっており、FileMaker Server 8 VLA 通常ライセンスのみがキャンペーンの対象となっています。
同時に、FileMaker Storeでは、製品配送料が無料になり、注文1件につきFileMaker特製カラビナを1つもれなくプレゼントする「FileMaker Store Spring 2007 キャンペーン」についてもキャンペーン期間が2007年5月31日まで延長されています。
コマンドラインでソフトウェア・アップデートを実行する (1)
March 28, 2007
Mac OS XおよびMac OS X Serverでコマンドラインを使用してソフトウェア・アップデートを実行するには、softwareupdateコマンドを使用します。
利用可能なアップデート一覧を表示させるには、-lもしくは--listオプションを使用します。
[実行例]
$ softwareupdate -l
$ softwareupdate --list