FAMLog
macOS Big Sur 11.6の提供が開始
September 15, 2021
AppleがmacOS Big Sur 11.6の提供を開始しています。
macOS Big Sur 11.6ではCoreGraphicsとWebKitのセキュリティ脆弱性が修正されています。当該脆弱性はすでに悪用されている可能性があることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
Claris FileMaker Serverはバージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応するようになっています。なお、Apple M1チップ上でPHPが動作しない状況が確認されていますが、回避策についてはClaris Knowledge Baseの記事で紹介されています。
[関連]iOS 14.8およびiPadOS 14.8の提供が開始(FAMLog)
iOS 14.8およびiPadOS 14.8の提供が開始
September 14, 2021
iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 14.8とiPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 14.8の提供が開始されています。
iOS 14.8およびiPadOS 14.8ではCoreGraphicsとWebKitのセキュリティ脆弱性が修正されています。当該脆弱性はすでに悪用されている可能性があることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
iOS 14.8に対応している機種は、第1世代および第2世代のiPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 12 mini、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。iPadOS 14.8に対応している機種は、第5世代以降のiPad、iPad Air 2、第3世代以降のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。
FMDataAPI Ver.23が公開
September 13, 2021
新居雅行氏がClaris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン23を公開しています。
FMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.23ではPSR-4に準拠するようにクラスファイルが分割されています。
FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。なお、FMDataAPIは現在のところClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。
Claris FileMaker Pro 19.3.1の新機能:Windows版でMicrosoft Edge WebView2を搭載
September 10, 2021
Windows版のClaris FileMaker Pro 19.3.1では、WebコンテンツのレンダリングにInternet Explorerベースのエンジンの代わりに、Microsoft Edge WebView2を利用するようになっています。
Microsoft Edge WebView2の搭載により、Web標準に対するより良いサポートが提供されるようになり、Web ビューアで使用しているJavaScriptおよびCSSを簡略化できる可能性があります。
ただし、Web ビューアで使用している各種コードを変更・更新しなければならない場合があります。WindowsにおいてFileMaker Pro 19.2以前からバージョン19.3.1以降にバージョンアップする際にはその点に留意する必要があります。
[関連]Windows 版 Claris FileMaker Pro 19.3.1 における Microsoft Edge のサポートについて(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)
OpenSSL 3.0.0が公開
September 09, 2021
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョンであるOpenSSL 3.0.0が公開されています。
内部アーキテクチャーが刷新されているOpenSSL 3.0.0では、FIPS 140-2に準拠する新しいFIPSモジュールが組み込まれています。ライセンスが変更されており、OpenSSL 3.0.0ではApache License, Version 2.0に変更されています。
OpenSSLのバージョン1.0.2系統はすでにサポートが終了しているため、今後はバージョン1.1.1系列もしくはバージョン3.0.0系列を通常は利用する必要があります。なお、バージョン1.1.1系列のサポートは2023年9月11日に終了する予定となっています。
エミックオンラインセミナーを2021年9月24日に開催
September 08, 2021
2021年9月24日(金)正午から、Claris FileMaker Serverと連動したWebフォームを作成する方法について紹介するオンラインセミナーを開催します。
Claris FileMakerのサーバー製品を用いてWebフォームを作成するための基礎知識や周辺知識を解説します。WordPressとClaris FileMaker Serverを連携させるデモンストレーションもご覧いただき、FileMaker Serverと連動した問い合わせフォームの事例および概要を紹介する予定です。
エミックオンラインセミナー
「Claris FileMaker Server と連動した Web フォームの作成」
開催日時:2021年9月24日(金)12:00〜12:45
参加費:無料
主催:株式会社エミック
本セミナーはZoomのウェビナー機能を用いて実施します。視聴は無料ですが事前のお申し込みが必要です。
詳細については次のページをご覧ください。
https://emiconlineseminar202109.peatix.com/
Claris Engage Japan 2021の事前登録受付が開始
September 07, 2021
Claris Engage Japan 2021の事前登録受付が開始されています。
Claris Enagage Japan(旧称:FileMaker カンファレンス)は、Clarisが主催する日本最大の年次カンファレンスです。今年もオンラインで40以上のセッションが配信される予定です。2021年11月10日(水)から12日(金)までの3日間、複数のチャンネルでスケジュールに沿って動画がオンラインで配信されます。どなたでも無料で参加可能です。
なお、Claris Engage Japan 2021では、1つセッションを担当し、Claris FileMaker Server for Linuxについて紹介します。参加無料および事前登録制ですので、是非ご登録の上ご視聴ください。
curl 7.78.0が公開
September 06, 2021
curl 7.78.0が2021年7月下旬に公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 7.78.0では5点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker Pro 19.3.1およびClaris FileMaker Server 19.3.1ではcurlが更新されており、curl 7.76.0が使用されるようになっています。
[関連]curl 7.76.0が公開(FAMLog)
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2の改善点:Claris FileMaker Admin API
September 03, 2021
2021年8月に提供が開始されたClaris FileMaker Cloud 2.19.3.2では、Claris FileMaker Admin APIの機能が拡充されています。
FileMaker Cloud 2.19.3.1でClaris FileMaker Data APIで用いるストリーミングURLへのアクセスが制限されるようになっていましたが、バージョン2.19.3.2ではストリーミングURLのセキュリティ設定をFileMaker Admin APIで変更・確認できるようになっています。
なお、2021年8月に公開したfmcsadmin 1.3.0ではClaris FileMaker Server 19.3.2以降を利用している場合にストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっていますが、現時点ではfmcsadminはClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)、Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.3.2の改善点:Claris FileMaker Admin API
September 02, 2021
2021年7月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.3.2では、Claris FileMaker Admin APIの機能が拡充されています。
FileMaker Server 19.3.1でClaris FileMaker Data APIで用いるストリーミングURLへのアクセスが制限されるようになっていましたが、バージョン19.3.2ではストリーミングURLのセキュリティ設定をFileMaker Admin APIもしくはfmsadminコマンドで変更・確認できるようになっています。
なお、2021年8月に公開したfmcsadmin 1.3.0では、FileMaker Server 19.3.2以降を利用している場合にgetコマンドおよびsetコマンドでストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.2の提供が開始(FAMLog)、2021年8月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料(FAMLog)、fmcsadmin 1.3.0を公開(FAMLog)