FAMLog


Ruby 3.0.2、Ruby 2.7.4およびRuby 2.6.8が公開

July 12, 2021

Ruby 3.0.2Ruby 2.7.4およびRuby 2.6.8が公開されています。

Ruby 3.0.2、Ruby 2.7.4およびRuby 2.6.8では、3点のセキュリティ脆弱性(CVE-2021-31799CVE-2021-31810CVE-2021-32066)が修正されています。

なお、2022年3月末頃を目処にRuby 2.6系列のセキュリティメンテナンスならびに公式サポートは終了する見通しであるため、今後はRuby 2.7系列もしくはRuby 3.0系列に移行することが推奨される状況となっています。

Tag: Ruby

Claris FileMaker Server 19.3がUniversal Binaryであるか調べる方法 (2)

July 09, 2021

fileコマンドでClaris FileMaker Server 19.3がUniversal Binaryであるか調べられますが、fileコマンドだけでなくlipoコマンドを使用しても同様にUniversal Binaryであるか調べることができます。

[実行例]
% cd "/Library/FileMaker Server/Database Server/bin/"
% lipo -info fmserverd

[実行結果(Universal Binaryである場合)]
Architectures in the fat file: fmserverd are: x86_64 arm64

[実行結果(Universal Binaryでない場合)]
Non-fat file: fmserverd is architecture: x86_64

lipoコマンドの詳細はmanページに記載されており、下記のコマンドで参照することができます。

% man lipo

[関連]Claris FileMaker Server 19.3がUniversal Binaryであるか調べる方法 (1)(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.3がUniversal Binaryであるか調べる方法 (1)

July 08, 2021

macOSのターミナルアプリケーションにおいて、Claris FileMaker Server 19.3がUniversal Binaryであるかどうかを調べるには、ターミナルで次のように入力します。

[実行例]
% cd "/Library/FileMaker Server/Database Server/bin/"
% file fmserverd

[実行結果(Universal Binaryである場合)]
fmserverd: Mach-O universal binary with 2 architectures: [x86_64:Mach-O 64-bit executable x86_64] [arm64]
fmserverd (for architecture x86_64): Mach-O 64-bit executable x86_64
fmserverd (for architecture arm64): Mach-O 64-bit executable arm64

[実行結果(Universal Binaryでない場合)]
fmserverd: Mach-O 64-bit executable x86_64

ファイルの形式を確認するfileコマンドを使用することにより、Universal Binaryであるかどうかを調べることができます。

[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.3をRosetta 2上で動作させる

July 07, 2021

Appleシリコン搭載MacにおいてClaris FileMaker Pro 19.3をRosetta 2上で動作させるには、Finderの情報ウインドウにおいて[Rosettaを使用して開く]にチェックを入れます。

具体的な手順としては、FileMaker Proをあらかじめ終了させておき、FinderでFileMaker Proアプリケーションを選択している状態で、[ファイル]メニューの[情報を見る]を選択します。Appleシリコン搭載Macの場合、情報ウインドウ内に[Rosettaを使用して開く]チェックボックスが表示されるので、それにチェックをつけてからFileMaker Pro 19.3を起動すれば、Rosetta 2上で動作させることができます。

Appleシリコン搭載Mac上でFileMaker Pro 19.3を動作させる際、Intel搭載Mac用のFileMakerプラグインは通常利用できませんが、上記の方法によりIntel搭載Macに対応かつClaris FileMaker 19に対応したプラグインを利用することも可能です。ただし、ユニバーサルアプリケーションの恩恵が受けられなくなるので、動作速度は遅くなります。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.3.1の新機能:Appleシリコン搭載Macのサポート(FAMLog)、Mac に Rosetta をインストールする必要がある場合(Apple)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.3.1の新機能:Appleシリコン搭載Macのサポート

July 06, 2021

macOS版のClaris FileMaker Pro 19.3.1は、ユニバーサルアプリケーションとしてAppleシリコン搭載Macに対応したことにより、Appleシリコン搭載Macで従来より高速に動作するようになっています。

Appleシリコン搭載Mac上でFileMaker Pro 19.3を動作させると、Intel搭載Mac上でFileMaker Pro 19.3を動作させた場合と比べて、パフォーマンスが大幅に向上しているとのことです。

ただし、プラグインやODBCクライアントドライバを使う場合は注意が必要で、プラグインもAppleシリコン搭載Macに対応している必要があるか、もしくはFileMaker ProをRosetta上で動作させる必要があります。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

PHP 7.3.29、PHP 7.4.21およびPHP 8.0.8が公開

July 05, 2021

PHP 7.3.29PHP 7.4.21およびPHP 8.0.8が公開されています。

PHP 7.3.29、PHP 7.4.21およびPHP 8.0.8ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.3系列のアクティブサポートは2020年12月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2021年12月6日までの予定となっています。

なお、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

Appleシリコン搭載MacとGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数

July 02, 2021

Claris FileMaker Proの「Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数」は、現在のアプリケーションアーキテクチャを示す文字列を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「x86_64」:64ビットバージョンのWindows版FileMaker Pro、Intel搭載Macで実行されているFileMaker Pro、FileMaker Server、FileMaker Cloud、FileMaker WebDirect、FileMaker Data APIおよびカスタムWeb公開の場合
・「arm64」:64ビットのARMベースのデバイスで実行されているFileMaker GoまたはAppleシリコン搭載Macで実行されているFileMaker Proの場合

Appleシリコン搭載Mac上で動作するFileMaker Pro 19.3でGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数を実行すると、この関数の戻り値は「arm64」となります。

[関連]Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数(FAMLog)、FileMaker CloudとGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker 19.3とGet(システムプラットフォーム)関数

July 01, 2021

Claris FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。Claris FileMaker 19.3では、プラットフォームがUbuntuの場合に8を返すようになっています。

・「1」:プラットフォームがmacOSである場合
・「-2」:プラットフォームがWindowsの場合
・「3」:プラットフォームがiOSまたはiPadOSの場合
・「4」:プラットフォームがClaris FileMaker WebDirectの場合
・「5」:プラットフォームがCentOS Linuxの場合
・「8」:プラットフォームがUbuntuの場合

2021年7月1日現在、バージョン2.19.3.48のClaris FileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「8」となります。

[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.2とGet(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Go 19.3.1が公開

June 30, 2021

Claris FileMaker Go 19.3.1の提供が開始されています。

FileMaker Go 19.3.1ではいくつかの問題と互換性に関する問題が修正されているとのことですが、現在のところ変更点の詳細は不明となっています。

なお、FileMaker 18 プラットフォームは2021年6月25日にメーカーサポートが終了し、App StoreでのFileMaker Go 18の提供もすでに終了しました。セキュリティアップデートは最新版のみにしか提供されないこともあり、今後はClaris FileMaker製品をバージョン19以降にバージョンアップすることが強く推奨される状況になっています。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始

June 29, 2021

Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始されています。

FileMaker Server 19.3.1では、FileMaker Server Admin Console上でCSR(証明書署名要求)ファイルを再度作成できるようになっただけでなく、[ログ]タブでFileMaker Serverのログを表示およびダウンロードできるようになっています。Linux版ではCentOS Linuxの代わりにUbuntuに対応し、macOS版ではユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応するようになっています。

FileMaker Admin APIの機能が拡張されているだけでなく、さまざまな問題も修正されています。詳細についてはClaris FileMaker Server 19.3.1 リリースノートを参照するようにしてください。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

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