FAMLog
fmcsadmin 1.3.0の動作環境
August 18, 2021
Claris FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現する、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装したコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。
fmcsadmin 1.3.0の動作環境は、Ubuntu Server 18.04 LTS、Ubuntu 18.04 Desktop、CentOS Linux 7以降、macOS Mojave 10.14.6以降(macOS Big Sur 11.5.2で動作確認済み)およびWindows 10です。
FileMaker Server 19.3に対応したfmcsadmin 1.3.0では、Universal BinaryとしてAppleシリコン搭載Macに正式に対応しました。また、動作環境にUbuntu 18.04 LTSも追加しました。
[関連]fmcsadmin 1.3.0を公開(FAMLog)
fmcsadmin 1.3.0を公開
August 17, 2021
fmcsadmin 1.3.0を公開しました。
fmcsadminはコマンドラインインターフェース(CLI)でClaris FileMaker Admin APIを手軽に操作できるようにするツールであり、Claris FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現します。Claris FileMaker Server 18以降およびFileMaker Cloud for AWS 1.18に対応しており、ライセンスはMITライセンスです。
Appleシリコン搭載Mac、Ubuntu 18.04 LTSおよびFileMaker Server 19.3に対応したfmcsadmin 1.3.0では、FileMaker Server 19.3.1以降を利用している場合にデータベースファイルを取り除くREMOVEコマンドを利用できるようになっています。また、FileMaker Server 19.3.2以降を利用している場合に、Claris FileMaker Data APIでオブジェクトデータを要求する際に利用するストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.3.2の提供が開始(FAMLog)
FAMLog News Archive:第92回 2021年夏号
August 16, 2021
■Claris FileMaker 19.3の提供が開始(2021年6月)
Claris FileMaker 19.3の提供が2021年6月に、Claris FileMaker Pro 19.3.2とClaris FileMaker Server 19.3.2の提供が2021年7月に開始されています。FileMaker Server 19.3では、Claris FileMaker Data APIでプラグインおよび[プラグインファイルのインストール]スクリプトステップを使用できるようになっています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.3.2の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.3.2の提供が開始(FAMLog)
■Claris FileMaker Cloud 2.19.3の提供が開始(2021年6月)
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の提供が2021年6月に、Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2の提供が2021年8月に開始されています。FileMaker Cloud Admin Consoleの[ログ]タブを使用してログを表示およびダウンロードできるようになったClaris FileMaker Cloud 2.19.3.1では、オペレーティングシステムにUbuntuが使われるようになっています。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.3.1の新機能:Admin Console上での証明書署名要求 (CSR)の作成
August 13, 2021
Claris FileMaker Server 19.3.1では、FileMaker Server Admin Console上で証明書署名要求 (CSR)を作成する機能が復活しています。
バージョン15およびバージョン16ではAdmin Console上で認証局に提出するCSRを作成することができていましたが、FileMaker Server 17でAdmin Consoleが刷新された際に当該機能が削除されていました。
FileMaker Server 19.3では、[構成]>[SSL 証明書]タブにおいて[CSR を作成]ボタンを押すとCSRファイル(serverRequest.pem)とプライベートキーファイル(serverKey.pem)を作成するダイアログボックスが表示されます。CSRファイルとプライベートキーファイルはFileMaker ServerのCStoreフォルダ内に作成されます。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)
Node.js v16.6.2、Node.js v14.17.5およびNode.js v12.22.5が公開
August 12, 2021
Node.js v16.6.2 (Current)、Node.js v14.17.5 (LTS)およびNode.js v12.22.5 (LTS)が公開されています。
Node.js v16.6.2、Node.js v14.17.5およびNode.js v12.22.5では、それぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker ServerやFileMaker Cloud for AWSのFileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、Claris FileMaker Server 19.3.2ではNode.js v14.16.1、FileMaker Cloud for AWS 1.18.1ではNode.js v8.9.4が使用されています。
FMウェブもくもく会 Vol.8開催のお知らせ
August 11, 2021
2021年8月29日(日)午前10時より「FMウェブもくもく会 Vol.8」を開催します。
カスタムWeb勉強会は2020年6月からFMウェブもくもく会としてリニューアルしました。FMウェブもくもく会は、Claris FileMakerとWebに関してもくもくがやがや一緒に勉強していく会です。2ヶ月に1回のペースで日曜の午前中に開催し、当面はオンラインで開催予定です。
詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://fmweb-mokumokukai.connpass.com/event/221728/
Eclipse Temurin 8u302およびEclipse Temurin 11.0.12が公開
August 10, 2021
Eclipse Temurin 8u302およびEclipse Temurin 11.0.12が2021年8月上旬に公開されています。
Eclipse Temurinは、主要なマルチプラットフォームに対応しているOpenJDKディストリビューションの1つです。AdoptOpenJDKがEclipse Temurinとして刷新されましたが、Eclipse Temurin 8u302およびEclipse Temurin 11.0.12では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
Claris ナレッジベースの記事では、Oracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDKに移行する手順が記載されていますが、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによって移行手順が異なります。OpenJDKへの移行方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker Server 19.3.1の新機能:Admin Console ログビューア
August 06, 2021
Claris FileMaker Server 19.3.1では、FileMaker Server Admin Consoleのログビューア機能が復活しています。
FileMaker Server 16以前のAdmin Consoleにはログビューア機能が存在していましたが、FileMaker Server 17でAdmin Consoleが刷新された際にログビューア機能が削除されていました。
FileMaker Server 19.3.1では、FileMaker Server Admin Consoleの[ログ]タブを使用して、ログを表示およびダウンロードできるようになっています。FileMaker Cloud Admin Consoleと同様、ログを表示する際に列の並び替えやソート順の変更、フィルタ条件の適用も可能です。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の新機能:Admin Console ログビューア(FAMLog)
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2の提供が開始
August 05, 2021
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2の提供が開始されています。
FileMaker Cloud 2.19.3.2では、Claris FileMaker Admin APIに追加されたコマンドを用いて、Claris FileMaker Data APIでオブジェクトデータを要求する際に利用するストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっています。
バージョン2.19.3.2では、データを外部ストレージにコピーするスクリプトスケジュールを実行すると、システムメモリの使用量が増加してFileMaker Cloudが応答しなくなることがあった問題の修正も行われています。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)、Claris FileMaker Server 19.3.2の提供が開始(FAMLog)
PHP 7.4.22とPHP 8.0.9が公開
August 04, 2021
PHP 7.4.22とPHP 8.0.9が公開されています。
PHP 7.4.22とPHP 8.0.9では不具合の修正が行われています。PHP 7.3系列のアクティブサポートは2020年12月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2021年12月6日までの予定となっています。
なお、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。