FAMLog
Safari 17.1の提供が開始
November 06, 2023
AppleからSafari 17.1の提供が2023年10月下旬に開始されています。
Appleが開発および提供しているWebブラウザーであるSafariのバージョン17.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。macOS MontereyおよびmacOS Ventura向けに配布されているSafari 17.1はmacOS Sonoma 14.1にも搭載されています。
なお、macOS Big Sur用のSafari 17が提供されていないことから、実質的にmacOS Monterey以降にバージョンアップすることが推奨される状況になっていると言えます。
[関連]macOS Sonoma 14.1の提供が開始(FAMLog)
macOS Ventura 13.6.1およびmacOS Monterey 12.7.1の提供が開始
November 02, 2023
macOS Ventura 13.6.1およびmacOS Monterey 12.7.1の提供が2023年10月下旬に開始されています。
macOS Ventura 13.6.1およびmacOS Monterey 12.7.1ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverは、バージョン19.4.1以降でmacOS Montereyに対応するようになっており、バージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールがサポートされるようになっています。
[関連]macOS Sonoma 14.1の提供が開始(FAMLog)
macOS Sonoma 14.1の提供が開始
November 01, 2023
macOS Sonoma 14.1の提供が2023年10月下旬に開始されています。
macOS Sonoma 14.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。macOS Sonomaに対応しているMacは、iMac(2019以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2018以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022以降)およびMac mini(2018以降)です。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Server 2023(20.2)はmacOS Sonomaと互換性があり、現在のところ既知の問題点はありません。一方、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)はmacOS Sonomaと互換性がありますが、既知の問題が複数確認されているとのことです。
[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.2)の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker と macOS Sonoma (14.0) と iOS 17 の互換性(Claris ナレッジベース)
iOS 15.8およびiPadOS 15.8の提供が開始
October 31, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.8と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.8の提供が開始されています。
iOS 15.8およびiPadOS 15.8ではすでに攻撃に利用されている脆弱性が修正されていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作するため、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはFileMaker Go 19.6.3を使う必要があります。
[関連]iOS 17.1およびiPadOS 17.1の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.2およびiPadOS 16.7.2の提供が開始(FAMLog)
iOS 16.7.2およびiPadOS 16.7.2の提供が開始
October 30, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.7.2と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.7.2の提供が開始されています。
iOS 16.7.2およびiPadOS 16.7.2では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。そのため、iOS 16を使用している場合にはiOS 16.7.2に、iPadOS 16を使用している場合にはiPadOS 16.7.2にアップデートすることが推奨されます。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
[関連]iOS 17.1およびiPadOS 17.1の提供が開始(FAMLog)
OpenSSL 3.0.12およびOpenSSL 3.1.4が公開
October 27, 2023
OpenSSL 3.0.12およびOpenSSL 3.1.4が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.12およびOpenSSL 3.1.4では、鍵とIV(Initialization Vector)の長さに関する処理に問題があることで一部の共通鍵暗号の初期化時に切り捨てやオーバーフローが発生する可能性がある脆弱性(CVE-2023-5363)が修正されています。 OpenSSL Projectによると、OpenSSL SSL/TLS実装およびOpenSSL 3.0と3.1のFIPSプロバイダは本脆弱性の影響を受けないとのことです。
なお、現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンはバージョン3.1.4ですが、バージョン3.0系統は長期サポート版(LTS)として位置付けられており、OpenSSL 3.0系統はOpenSSL 3.1系統のサポートが終了した後も約1年半引き続きサポートされる予定となっています。
[関連]JVNVU#99631663: OpenSSLにおける暗号鍵と初期化ベクトルの長さに関する処理の問題(OpenSSL Security Advisory [24th October 2023])(Japan Vulnerability Notes)
iOS 17.1およびiPadOS 17.1の提供が開始
October 26, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 17.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 17.1の提供が開始されています。
AirDropの通信範囲外に移動してもインターネット経由でAirDropの転送を継続できるようになったiOS 17.1およびiPadOS 17.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
Node.js v20.9.0が公開
October 25, 2023
Node.js v20.9.0 (LTS)が公開されています。
Node.js v20系列は今回公開されたNode.js v20.9.0で長期サポート版(LTS)となっており、現在長期サポート版と位置付けられているのはNode.js v18系列とNode.js v20系列の2系列です。Node.js v20は2026年4月30日にサポートが終了する予定となっています。
なお、Claris FileMaker ServerやClaris FileMaker CloudのClaris FileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、FileMaker Server 20.2.1ではNode.js v18.13.0が使用されています。
[関連]Node.js v18のサポート終了予定日(FAMLog)
Apache Tomcat 8.5.94、9.0.81および10.1.14ではセキュリティ脆弱性が修正済み
October 24, 2023
2023年10月上旬に公開されたApache Tomcat 8.5.94、Apache Tomcat 9.0.81およびApache Tomcat 10.1.14ではセキュリティ脆弱性が修正されています。
Apache Tomcat 8.5.94、Apache Tomcat 9.0.81およびApache Tomcat 10.1.14では、HTTP/2プロトコルを採用するサーバに大量のリクエストのキャンセルによりサーバリソースを消費する問題(CVE-2023-44487)やHTTP Trailer headerを正しく解析しない問題(CVE-2023-45648)などが修正されています。
なお、現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン10.1.15ですが、Claris FileMaker Server 2023(FileMaker Server 20.2.1)ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 9.0.69が使用されています。
[関連]JVNVU#93620838: Apache Tomcatにおける複数の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)
米国においてClaris Pro 40.2.2の提供が開始
October 23, 2023
米国においてClaris Pro 40.2.2の提供が開始されていますが、Claris Pro 40.2.2では.clarisファイルを.fmp12ファイルとして保存できるようになっています。
FileMaker Pro 12 形式(.fmp12)でファイルを保存するには、Claris Proを用いてローカルで.clarisファイルを開いて[ファイル]メニューの[名前を付けて保存...]を選択し、[保存形式:](Windows)または[タイプ:](macOS)で [FMP12 形式に変換]を選択します。
なお、Claris Proは日本においては発売されておらず、2023年10月23日時点ではClaris Studioも日本国内では正式に販売が開始されていない状況となっています。
[関連]Claris プラットフォームではファイル形式が変更(FAMLog)