FAMLog


Security Update 2006-003 & QuickTime 7.1

May 12, 2006

Appleから「Security Update 2006-003」が公開されています。

Security Update 2006-003は、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.6およびMac OS X Server v10.4.6向けのもので、下記のソフトウェアが主な更新対象となっています。

・AppKit、ImageIO、BOM、CoreFoundation、Finder、FTPServer、Flash Player、Keychain、Mail、QuickDraw、Ruby(Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.6、Mac OS X Server v10.4.6)
・CFNetwork、CoreGraphics、LaunchServices、libcurl、Preview、Safari(Mac OS X v10.4.6、Mac OS X Server v10.4.6)
・QuickTime Streaming Server(Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X Server v10.4.6)
・ClamAV、MySQL Manager(Mac OS X Server v10.4.6)

Security Update 2006-003だけでなく、セキュリティ上の問題が多数修正された「QuickTime 7.1」も同時に公開されています。

(2007/01/08追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンク先のURLを一部変更しました。)

Tag: Security

スクリプトに引数を渡すクエリー引数を使用する際の注意点 (1)

May 11, 2006

FileMaker Server 8 AdvancedのカスタムWeb公開では、FileMakerのスクリプトに引数を渡すことができるようになり、そのためのクエリー引数(-script.param、-script.prefind.param、-script.presort.param)が追加されました。

引数はテキストとして扱われることになり、テキストでない値として処理する場合は、スクリプト内で値を変換して利用するようにします。通常は、Get(スクリプト引数)関数を使用してスクリプト引数を取得しますが、例えば、値を数字として扱う場合には、GetAsNumber関数もあわせて使用することになります。

(使用例)
GetAsNumber(Get(スクリプト引数))

Tag: FileMaker

ClamXav 1.0.3h

May 10, 2006

Mac OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 1.0.3h」が公開されています。

ClamAVの最新バージョンであるバージョン0.88.2が搭載され、新たにUniversalアプリケーションとしてIntelベースのMacにも対応しています。

なお、ClamXavはMac OS X Serverと互換性はなく、Mac OS X v10.3もしくはv10.4で動作します。

Tag: Mac

PHP 5.1.4

May 09, 2006

PHP 5.1.4」が2006年5月4日に公開されています。

セキュリティ上の問題を含む多くの不具合が修正された「PHP 5.1.3」が、2006年5月1日に公開されていましたが、バージョン5.1.3ではマルチパートMIMEエンコードされたPOSTパラメーターを正しく取得できない致命的な不具合が見つかっていました。そのため、その不具合を修正したバージョン5.1.4が急遽公開されたようです。

なお、PHP 5.1.3では、FastCGIのインターフェースが一から書き直されて再実装されており、同梱されているPCREライブラリが最新のバージョン6.6に更新されていました。

[関連]【PHPウォッチ】第26回 重大な不具合を修正した5.1.3/5.1.4のリリースと,PHP 5.2の開発スタート(ITpro)

Tag: Apache

OpenSSL 0.9.8b & 0.9.7j

May 08, 2006

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8b」および「OpenSSL 0.9.7j」が公開されています。

バージョン0.9.8bと0.9.7jでは重要な不具合の修正が含まれています。その他に、OpenSSL 0.9.7jではFIPS(Federal Information Processing Standards:米国連邦情報処理規格)関連の更新も含まれていて、有効なFIPSモジュールにリンクできる最初のバージョンのOpenSSLであるとのことです。

最新バージョンはバージョン0.9.8系列ですが、バージョン0.9.7系列のOpenSSLを引き続き利用する場合には、今回公開されたOpenSSL 0.9.7jの適用が推奨されています。

Tag: Security

Apache HTTP Server 2.2.2 & 2.0.58

May 02, 2006

Apache HTTP Server 2.2.2」が公開されています。

Apache 2.2.2では、Apache Portable Runtime(APR)のバージョン1.2.7が同梱され、mod_sslとmod_imagemap(旧mod_imap)に関するセキュリティ脆弱性の修正が反映されています。また、バージョン2.2.2が公開されると同時に、Apache HTTP Server 2.0.58と1.3.35も同時に公開されています。

バージョン2.0.58ではmod_sslとmod_imapに関するセキュリティ上の問題が、バージョン1.3.35ではmod_imapに関するセキュリティ上の問題が、同様に修正されています。

(2006/05/08追記:mod_ssl 2.8.26 for Apache 1.3.35が2006年5月8日に公開されています。)

Tag: Apache

FileMaker 8 カスタムWeb公開の新機能と改善点 (2)

May 01, 2006

FileMaker Server 8 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開では、XSLTスタイルシートにおいてJavaScriptで独自の拡張関数を作成できるようになっています。

FileMaker Server 8 Advancedをインストールすると、この新機能に関連する2つのJavaライブラリ(bsf.jarとjs.jar)も同時にインストールされます。これにより、Web公開エンジンに含まれるXSLTプロセッサーに、スクリプト言語のサーバーサイド処理機能が組み込まれることになり、JavaScriptを使って、XSLTスタイルシートから直接呼び出せる、独自の拡張関数を開発することができます。

FileMaker Server 7 Advancedでも上記のライブラリファイルを追加することによりJavaScriptで独自の拡張関数を作成できましたが、バージョン8では標準でこの拡張機能がサポートされるようになりました。

[関連]Extending the functionality of FileMaker Server 7 Advanced(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8 5ライセンスパック キャンペーン

April 28, 2006

ファイルメーカー社が、「FileMaker Pro 8 5ライセンスパック」を特別価格159,600円(税込)で提供する「FileMaker Pro 8 5ライセンスパック キャンペーン」を実施しています。

「FileMaker Pro 8 5ライセンスパック」は、4本分の値段で5本分のFileMaker Pro 8を購入できるキャンペーン製品です。期間限定のキャンペーンであり、実施期間は2006年4月28日から2006年8月31日までとなっています。

このキャンペーン製品は、販売店およびFileMaker Storeにおいて誰でも購入することが可能です。

Tag: FileMaker

Mac OS X版KP-Backup 1.0とJ2SE 5.0 Release 4

April 27, 2006

株式会社キー・プランニングが、Mac OS X版のKP-Backup 1.0はJava 2 Standard Edition (J2SE) 5.0 Release 4を適用した環境には対応していないと案内しています。

Java 2 Standard Edition (J2SE) 5.0 Release 4をインストールすると、J2SE 1.4.2に代わってJ2SE 5.0の環境が優先されるように自動的に設定が変更されるため、アップデートの適用だけで非互換の問題が生じるとのことです。KP-Backup 1.0を利用している場合には、J2SE 5.0 Release 4をインストールしないように注意する必要があります。

KP-Backupは、次回のマイナーアップデートもしくはメジャーアップデートで、J2SE 5.0 Release 4への対応が行われるようです。

[関連]J2SE 5.0 Release 4(FAMLog)

(2006/06/30追記:KP-Backup 1.0.2でJ2SE 5.0 Release 4に対応しています。)

Tag: FileMaker

FileMaker 8v3 アップデータ

April 26, 2006

ファイルメーカー社が、「FileMaker Pro 8v3 アップデータ」と「FileMaker Pro 8v3 Advanced アップデータ」、「FileMaker Server 8v3 アップデータ」、および「FileMaker Server 8v3 Advanced Web公開エンジン アップデータ」の提供を開始しています。

バージョン8.0v3では、バージョン7または8.0v1のクライアントが、バージョン8.0v2のホストに接続している場合に、非保存の計算フィールドに対して検索を実行するとレコードセット全体が返されてしまう問題が解決されています。

なお、FileMaker Pro 8v3およびFileMaker Pro 8v3 AdvancedをFileMaker Server 8と組み合せて日本語を使用する場合には、FileMaker Server 8を必ずFileMaker Server 8v3にアップデートする必要があります。

(2007/01/08追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

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